子供の中学受験で母親の私がやったこと 4

 あっという間に2年生になって、中学受験をするかしないかもはっきり決めていないけれど、もし、進学塾に行くとしたらどこがいいかだけ選ん

 

でおこうと思いました。

 

中学受験をするなら3年生から進学塾に通わせたいとも思っていました。

 

私は、本人にも旦那にも何も言わずに色々な進学塾のパンフレットをもらいにいったり説明会に出席したりし始めました。

 

そして昼間誰もいない時間にパソコンとパンフレットを広げて、どこがいいかと着々と進めていました。

 

ある進学塾の説明会でもらったDVDには、日ごろの塾の様子と合格発表のシーンが映されていて、涙なしでは見られませんでした。

 

まだわが子は塾にすら入ってないのに、DVDに出ているお子さんのがんばりや、ご家族の心境がびしばし伝わってくるのです。

 

感動するので何度も何度も見た記憶があります。

 

こんなことをして過ごしていると、PTAで同じ役員になった6年生のお母さんから、連絡網の電話がかかってきました。

 

その方は、まだ東京都から転校してきてばかりで、

 

「ここの学校は中学受験する子が少ないことにびっくりした」と話しだしたのです。その息子さんは日能研に通っていて、今年中学受験するんだと

 

言ってきたのです。

 

私も、日能研がいいかな-と考えていたので、受験をするか迷っている事、日能研にしようかと思っていることを伝えました。

 

すると、「日能研すごくいいわよ。入れた方がいい。経験が増えるし。」

 

と、勧めてきました。

 

そうです。この方の、「経験が増えるし」という言葉が刺さってしまったのです。

 

私の子育ての中の核心みたいなものがまさにそれで、とにかくいろいろな事を経験させる。少しでもいいから(時間的に)たくさんのこと(種類)

 

をやらせてみて、その中から本人が一番楽しかった事、興味を持ったこと、追究してみたい事を見つけてそれに向けて未来に進んで言ってほしいと

 

いう考えだったからです。

 

冷静に考えると、日能研に行く = 塾に行ったという経験が増える、これだけじゃないか?と取れるんですが、

 

私は自分が出来る限りの事を、(見せたり連れて行ったりして)経験させようと実行していました。

 

まとめると、自分一人で勝手に塾の検討をして、6年生のお母さんの言葉で拍車がかかったという事です。

 

☆ 後に、その方に「あの時の言葉がきっかけで日能研に入れる決心がついた」と言ったら全く覚えておらず、「そんなこと言ったか 

 

しら?」と言っていました。

 

そして、うちの子供には日能研の体験授業を受けてもらうことにしました。