うつ病になった時、心理学や自己啓発等いろんな本を読みました。
私の気持ちを本当に理解して話をしてくれる人が近くにいなかったため、聞くのは、本(作家さんの言葉)しかなかったのです。
そして書店のそういうコーナーに、心屋仁之助さんの本がたくさんあることも知っていて、題名も読みたくなるものばかり。
でもなぜか、なぜか、「読んではいけない。この人は一番最後に読む人だ。」と感じていて、他の著者の方々の本をずっと読んでいまし
た。図書館でも、仁さんの書いたすべての本はいつも貸し出し中になっていて、予約もたくさんありました。
心屋仁之助さんってうわっつらのことだけ書いてる人ではないな。と思っていました。
そしてとうとう、私は仁さんの本を借りてしまいました。
(買わないの!買ったらやばいと思っていたから。やばいとは自分の心が全部あぶりだされるという意味です。)
最後の砦みたいな感じがしました。
家について、本を開こうとしたら手が滑って最後のカバーの裏表紙が開かれ(仁さんの写真と仁さんのプロフィールが載っている所)
仁さんの笑った顔写真が目に入ってきました。
それを見ただけで泣いてしまいました。
この人は、うつ病で苦しかった時思っていた事を話したらすべて理解できる人だと感じたのです。(まだ読んでもないのに!)
それから仁さんの本をたくさん読み始め、マスターコースに申し込もうと思うまでに時間はかかりませんでした。
ついに、踏み込んでしまったんです。